「わたしはわが家を離れ、わが嗣業を捨て、 わが魂の愛する者を敵の手に渡した。
あなたはあなたの民ヤコブの家を捨てられた。 これは彼らが東の国からの占い師をもって満たし、 ペリシテびとのように占い者となり、 外国人と同盟を結んだからである。
わが愛する者は、わたしの家で何をするのか。すでにこれは悪事を行った。誓願と犠牲の肉とがあなたに災を免れさせることができるであろうか。それであなたは喜ぶことができるであろうか。
彼らのすべての悪はギルガルにある。 わたしはかしこで彼らを憎んだ。 彼らのおこないの悪しきがゆえに、 彼らをわが家から追いだし、 重ねて愛することをしない。 その君たちはみな、反逆者である。
彼らはつるぎの刃に倒れ、また捕えられて諸国へ引きゆかれるであろう。そしてエルサレムは、異邦人の時期が満ちるまで、彼らに踏みにじられているであろう。
わたしは万国の民を集めて、これをヨシャパテの谷に携えくだり、その所でわが民、わが嗣業であるイスラエルのために彼らをさばく。彼らがわが民を諸国民のうちに散らして、わたしの地を分かち取ったからである。
シオンでラッパを吹きならせ。 断食を聖別し、聖会を召集し、
『イスラエルの家に言え、主なる神はこう言われる、見よ、わたしはあなたがたの力の誇、目の喜び、心の望みであるわが聖所を汚す。あなたがたが残すむすこ娘たちは、つるぎに倒れる。
イスラエルとユダは その神、万軍の主に捨てられてはいないが、 しかしカルデヤびとの地には イスラエルの聖者に向かって犯した罪が 満ちている。
あなたの髪の毛を切って捨てよ、 裸の山の上に嘆きの声をあげよ。 主が、お怒りになっている世の人を 退け捨てられたからだ』。
それゆえわたしはシロに対して行ったように、わたしの名をもって、となえられるこの家にも行う。すなわちあなたがたが頼みとする所、わたしがあなたがたと、あなたがたの先祖に与えたこの所に行う。
あなたはまったくユダを捨てられたのですか。 あなたの心はシオンをきらわれるのですか。 あなたはわれわれを撃ったのに、 どうしていやしてはくださらないのですか。 われわれは平安を望んだが、良い事はこなかった。 いやされる時を望んだが、かえって恐怖が来た。
わたしがあなたに与えた嗣業からあなたは手をはなすようになる。またわたしは、あなたの知らない地で、あなたの敵に仕えさせる。わたしの怒りによって、火は点じられ、いつまでも燃え続けるからである」。
この民のひとり、または預言者、または祭司があなたに、『主の重荷はなんですか』と問うならば、彼らに答えなさい、『あなたがたがその重荷です。そして主は、あなたがたを捨てると言っておられます』と。
わたしは必ずあなたがたを捕え移させ、あなたがたとあなたがたの先祖とに与えたこの町と、あなたがたとを、わたしの前から捨て去る。
わたしはイスラエルの幼い時、 これを愛した。 わたしはわが子をエジプトから呼び出した。
ベニヤミンについては言った、 「主に愛される者、 彼は安らかに主のそばにおり、 主は終日、彼を守り、 その肩の間にすまいを営まれるであろう」。
わたしは、わたしの嗣業の民の残りを捨て、彼らを敵の手に渡す。彼らはもろもろの敵のえじきとなり、略奪にあうであろう。
神はその民をつるぎにわたし、そ の嗣業にむかって大いなる怒りをもらされた。
それゆえ、主の怒りがその民にむかって燃え、 その嗣業を憎んで、
しかしあなたがたがこの言葉を聞かないならば、わたしは自身をさして誓うが、この家は荒れ地となると、主は言われる。